台風15号による停電・断水について

千葉県で、2019年台風15号による停電・断水が長引いています。東京電力の見通しが甘い、とか言われていますが、千葉県や各市町村の対応も迅速・的確だったでしょうか。ドローンの活用も検討されるようですが、今なら高精度の衛星写真でかなりのところまでわかるのではないでしょうか。できないはずはありません。
公的な対応は検討していただくとして、一般市民としてどうしたらいいのでしょうか。地震と違って台風は予報されるので、あらかじめ風対策をしたり、飲み水・食料、ガソリンなどを用意することはできるでしょう。しかし停電が4日も5日も続くのでは難しいですね。LEDランタン、カセットコンロはかなり役立ちそうです。
わが家にはソーラー発電設備があるので、停電時にそのまま使えるかと思っていたのですが、違いました。
・電灯線からのブレーカーは遮断し、
・コントローラーを自立運転モードに設定し、
・コントローラーに付属するコンセント一つだけから電源を取って、
・1.5Kwh以内で電気機器を動かす (1.5Kwh以下に制限されている)
ことができるそうです。(写真はコントローラーにある自立運転用コンセント)
ソーラーパネルが発電する状態なら、テレビや充電器、冷蔵庫などいくつかの機器は動かせるわけです。ないよりはマシですが、日照が少ないときは蓄電バッテリー設備がないとかなり不自由です。
しかしこの蓄電設備というのがソーラー発電設備に負けず劣らずかなり高額で、わが家では設置していません。高性能・低価格の蓄電装置ができれば素晴らしいことで、ノーベル賞ものでしょう。