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  -ABA 防災マニュアル 2023  p31 -

3. 浸水・逆流の防止方法

新築であれば、土地のかさ上げ、家を高床構造にするなど基礎からの工事ができます。

ここでは既存住宅での応急措置を紹介します。

 

①. 浸水防止

ふだんから土嚢を用意し、玄関先などに置いて浸水を防ぎます。

ゴミ袋を使った簡易な水のう (下を参照) を使う方法もあります。

吸水性ポリマーの入った軽量のものを購入しておき、水を吸わせて使う方法もあります。

②. 室内逆流防止

地震では排水管の損傷、水害時には排水溝があふれるなどて逆流が発生し、1階のトイレや浴室・洗濯機等から泥水が噴き出す恐れがあります。

  (下水の点検方法をこちらに掲載)

これを防ぐのに、水のうを使う方法があります。

45L程度のごみ袋を2枚か3枚重ねて水を入れ、しっかり縛ります。これを便器の中や、浴槽・洗濯機の排水口の上に載せると、かなり逆流を抑えられます。

逆流防止弁 を宅地内の汚水マスに設置する工事をすることも考えられます。逆流がたびたび起こる地域では検討してみたいものです。

(埼玉県上尾市資料)

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