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.家族の災害対策会議

◎ 話し合いたいテーマ

まず、ご自宅の建築年を確認します。

旧耐震基準から新耐震基準(1981) に建築基準改正。

   阪神淡路大震災 (1995) で新基準の効果を確認。

さらに耐震改修促進法制定 (1995)、建築基準法大改正 (2000)。また住宅品質確保法で3段階の耐震等級制度   (2000) が導入され、対象住宅には地震保険の料率割引があります。 

​ 2024年能登半島地震では、2000年以前建築では新耐震基準の家屋も全壊・半壊が3割以上 (ABAブログ掲載)​ という調査データがあります。 旧耐震基準の建物はもちろん、新耐震基準以降の建物でもなるべく耐震診断・補強などを検討しましょう。

 つぎに、いざという時の避難先や連絡方法 (災害時メッセージサービス各種) を家族で確認しておきましょう。

① 安否確認・連絡方法

 上尾市の公立小中学校では、公共交通機関が止まった場合にはご家族が迎えに来ないと帰宅させないことになっています。

普段から、いざという時の連絡方法を確認しておきましょう。

② 避難所の場所・避難ルートの確認

 どこに避難するか決めておきましょう。

 近隣のブロック塀などの安全点検を行いましょう。 不安があれば自主防災会へ連絡しましょう。撤去などへの市の助成制度が2019年1月から始まりました。

ハザードマップ 

 自宅や周辺の危険度を確認しましょう。

④ ふだんの地震対策

 家具の転倒防止

 ガラスの破損対策

 ローリングストック法

   飲み水・食料・燃料の備蓄

 *携帯ラジオ・電灯その他の用具

 *消火器・火災警報器の設置

  -ABA 防災マニュアル 2023  p2-

⑤ 乳幼児・高齢の方・ 病人・妊婦

​ の安全確保と避難方法

 

⑥ 非常持ち出し袋の用意

◎ 非常持ち出し袋は一人にひとつ

両手が使えるよう、リュックなど背負える物に入れますが、詰め込みすぎないように。ひとりひとりの体力に合った大きさ、重さに配慮します。

すぐに持ち出せる場所におく。

★非常持ち出し袋に入れるもの  

懐中電灯 懐中電灯・予備の電池

携帯ラジオなど携帯ラジオ 

   (でれば手動発電式) 、ケータイ予備電池10円硬貨

医薬品 常備薬・三角巾・包帯・ガーゼ・脱脂綿・絆創膏・はさみ・ピンセット・消毒薬、持病薬など (お薬手帳も)

サバイバルグッズ、ナイフ・ロープ・チャッカマン・軍手・具・カイロ・油性ペン

タオル・ティッシュ・ウエットティッシュ・ビニール袋・生理用品

幼児のいる方は 紙おむつ、粉ミルクや食、おもちゃ

   ★あればなお良い

非常用食品 保存性が高く、火を通さない食べられるもの缶詰、コンビーフ、ビスケット、カロリーメイト、チョコレート等

衣類、防寒具・毛布・下着類・靴下

貴重品 現金、身分証明書・預貯金通帳・印鑑・権利書・各種カード・保険証など

 (阪神大震災など震災時に、避難した家の空き巣 被害が多数ありました。)

⑦ 避難する場合のペットについて

★情報収集

国土交通省関東地方整備局ホームページ

地震・噴火・水害対策などの情報があります。

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