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14-②

 避難情報の種類・警戒レベル

◆ 2021年4月、避難情報が3段階に整理・改定されました。

避難情報 2021.04 改定.png

※NHKホームページの記事より作表 

なお、レベル4や5の避難といっても避難所だけではなく、自宅や近隣の2階、3階という垂直避難も考えましょう。

⇒ 水害時の避難

従来の5区分 ↓

大雨警報段階 2019.5.28.png
  -ABA 防災マニュアル 2023  p22 -

 ◆ 実は、日本にはもともと避難命令という用語は無いそうです。

 東日本大震災のとき茨城県大洗町の小谷町長は、津波が襲ってくる海の様子を見て、行政用語として存在しない 「緊急避難命令」 を使い、「大至急、高台に避難せよ」 いう命令口調での防災無線放送を指示し、犠牲者を一人も出さなくて済んだそうです。

 2021年の改定で少しわかりやすくなったでしょうか?      警戒レベル2 に「避難準備」情報があってもいいような感じもします。とにかく​日ごろからの警戒・準備が大切です。

なお、国の検討会のメンバー・静岡大学の牛山素行教授は、情報を変更しただけではその効果は発揮されないとして、「自宅や仕事先も含めて身の回りのどこでどのような災害が起こりうるか、ハザードマップなどで理解しておくことが全てのスタートライン」と指摘しています。

   ※NHKホームページの記事より

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