上尾市防災士協議会 (ABA)
2.ご家庭の地震対策 その2
③.夜間の地震対策
*すぐ取り出せる場所に、懐中電灯
や明かりになるものを用意する。
*枕元に避難用のスニーカーなどを
用意。
*目の悪い方は眼鏡もそばに置く。
*寝ている場所に倒れて来るような
家具や物を置かない。
*照明器具の落下防止。
阪神・淡路大震災の死亡原因の2番目
は火災で、死者のおよそ10%にあた
ります。
④.火災対策のポイント
*初期消火用に消化器やバケツを
用意する。
*風呂に残り湯 または水を張って
おく。
*防煙マスクの用意。無い場合の
緊急時にはビニール袋をかぶる
など防煙対策をする。
*火は髪にすぐ引火します。避難に
は帽子や濡らした布で頭を覆う。
*コンセントまわりに花瓶を置かな
いなど、漏電による火災予防。
*耐火金庫による資産保護。
-ABA 防災マニュアル 2021 p4-
⑤.断水対策のポイント
*風呂の残り湯を捨てない。 (可能
なら、湯を落としたら水を張る。)
生活用水は一人1日 6ℓ が目安で
す。お風呂は4人家族の約5日分。
大きなゆれでこぼれても、空っぽ
にはならないでしょう。
*使用済ペットボトルに庭用の水を
備蓄すると、断水時に使える。
*飲料水の準備。1人1日3ℓ を。
*給水を受けるための容器の用意。
*簡易トイレの準備。
⑥ 避難通路確保
*窓際や出入口、非常口の周りに
背の高い家具を置かない。
*ガラス付き家具は、避難通路の
側に置かない。
*2階からの避難用にロープや避難
はしごを。(シーツの端を結べば
ロープ代わりになります)
⑦.安否確認のポイント
*携帯電話はなるべくフル充電状態
にしておく。
*補充用蓄電器や電池を用意する。
*前もって家族で集合場所を打合せ
ておく。
使い方を 家族でテストしておく。
*家族の連絡先・血液型などを記載
した避難用カードを携帯する。