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  -ABA 防災マニュアル 2023  p14 -

9.電気・電気製品の

        地震対策

地震の際は火事が心配されます。

阪神大震災の時には、停電が復旧した後の漏電で多くの火災が発生しました。(通電火災)

①.地震後の注意点

*電化製品は濡れると危険です。

テレビ等の電化製品の上に花瓶などを置かないこと。水がこぼれて発火する恐れがあります。

水につかった電気器具や屋内配線は漏電などの原因となり、危険なので使用しないで下さい。

*使用中の電気器具のスイッチを

切りましょう。

特にアイロン、ヘア-ドライヤー、トースターなど熱器具は、すぐに電源プラグを抜きましょう。

②.避難する時はブレーカーを切る 

電気の消し忘れや送電再開時の通電火災による事故を防ぐために、避難するときには分電盤のブレーカーを切ってください。 

感震ブレーカの設置も有効です。

*電線の断線に注意。断線してたれ下がっている電線には、絶対に手を触れないでください。断線や、電線に樹木や看板などが接触していたら、すぐに電力会社へ連絡してください。

<予想される停電被害>

首都直下地震で想定される被害想定 

  (中央防災会議発表)

◆被害世帯数 160万軒

◆首都直下地震における電力供給の復旧想定  (この日数は、全てが復旧する目安です) 

 各事業者による復旧目標 6日

 阪神・淡路大震災時の実績 6日

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