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  -ABA 防災マニュアル 2023  p13 -

8.ガスの地震対策

①.地震直後の注意点

揺れている時に火を消そうとするのは危険です。あわてず無理せず、揺れがおさまるのを待ちましょう。

第一波の揺れがおさまったら、余震に気をつけ、ガス器具の器具栓、元栓を閉めましょう。

それから、ガス漏れを確認し、ガス臭くなかったら、元栓を開けガスを使えます。

*プロパンの場合はボンベの転倒やホース外れもチェックしてください。

ガス臭かったら窓を開けて、ガス会社に連絡しましょう。                                       

換気扇は回さないこと。電気の火花で引火の危険があります。

 ◆都市ガス 

都市ガスは地震の時、自動で遮断器が作動します。再開は手順書を見て行いましょう。

 ◆プロパン

プロパンガスも地震時自動遮断器の設置が進み、2014年で90%以上と推定されます。    

一度ガス屋さんに確認しておきましょう。

②.都市ガスの復帰

都市ガスの場合、地震を感知すると、各家庭のマイコンメーターがガスを遮断します。                           

地震発生後にガスが出ない場合、マイコンメーターの表示ランプが点滅している場合は                        

ガスが自動遮断されています。

マイコンメーターの復帰の手順 

              (日本ガス協会より) 

全てのガス器具を止めます。

復帰ボタンのキャップを外す。

復帰ボタンを押し、表示ラン

プが点灯したら手を離す。

それから約3分間待ちます。

うまく復帰しない場合はガス機器の止め忘れやガス漏れが考えられます。

もう一度止め忘れがないか確認し、それでも正常に復帰しない場合はガス会社へ連絡してください。

<予想されるガス停止被害>

◆首都直下地震で想定される想定 

  (中央防災会議発表)

被害者 122万人、被害世帯 120万軒

◆首都直下地震におけるガス供給の復旧想定  (この日数は、全てが復旧する目安です) 

 各事業者による復旧目標 55日

 阪神・淡路大震災時の実績 85日

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