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断層がなかったのに震度7

2018年9月6日の 「北海道胆振東部地震」 では震度7を記録したと同日夕方気象庁が発表しました。

産業技術総合研究所・宍倉正展氏は、「今回の地震の震央の一番近場にあるのは、石狩低地東縁断層帯ということで、これがまず疑われるが、(今回の震央はそれから東に10kmほど) 少しずれている」。

「(また) 今回の地震で、まだこれが原因だと特定できないのは、震源が少し深い。通常、活断層の地震というのは、震源の深さが10kmから20kmほど。2年前の熊本地震の場合も、2018年の大阪 (北地震) もそれぐらいの深さだった。今回は30kmから40kmという深さなので、活断層の地震にしては少し深い。このため、まだどの断層が原因かというのを特定できない状況になっている」 と説明しています。(FNNプライム 2018年9月6日 午前10:32 の記事)

私が気になるのは、大阪北部地震は想定される震源断層帯での地震発生確率が 0~0.03% とたいへん低かったし、今回はもともと断層が知られていてないところが震源になったらしい、ということです。つまり、発生確率が高いとか低いとかではなく、まるで思いがけないところが大地震の震源になる可能性があるということです。まったく油断ができないわけです。また直下地震では緊急速報も役に立ちません。

そして、台風21号でも胆振東部地震でも大規模な長時間停電や断水が発生しました。飲料水やカセットコンロ・非常用トイレなどの備蓄、フロの水、LEDランタンが役立っていることと思われます。家具固定の有効性も確認できるでしょう。私はあす電池式のスマホ充電器を買ってこようかと思っています。

全道にわたる大規模停電は、特定の大規模発電所に依存する危険性を警告しているのかもしれません。非効率なようでも、2系統を使うとか余裕を持たせるとかの工夫が必要かもしれません。

まだこれからいろいろな情報が出てくると思いますが、ぜひ教訓にして行きたいと思います。

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