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非常用浄水器

防災産業展で見た製品紹介 その① 非常用浄水器 「飲めるゾウ」、(株)ミヤサカ工業製。

2017年4月発売の、逆浸透膜・中空糸膜・活性炭を使用した製品で、飲料水もできるスグレもの。飲料水にするなら毎時15リットルで300~500リットルを浄化、生活用水にはその10倍が可能とのこと。さらに上位機種も発売予定だそうです。小型にした「飲めるゾウ ミニ」は今年4月発売、こちらは生活用水までに浄化します。

(数値はカタログデータです。詳細はメーカーにお問合せ下さい。)

私の防災会では、今年度から民家の井戸の利用提携を考えているので、興味深く見てきました。場所は取らないのですが、価格が、「飲めるゾウ」が本体 250,000円・交換フィルター 60,000円とかなり高価です。「飲めるゾウ ミニ」は 29,800円と安価ですが、飲用水にはできません。

「飲めるゾウ」でフィルター1回交換して約 800リットルの飲料水を作ったとして、310,000円で 800リットル。1リットルあたり 387.5円、2リットルなら 775円。ペットボトル飲料水の4倍の費用になります。フィルター2回交換としても 617円。もっとフィルター交換する設定すれば飲用水単価は安くなりますが、利便性と経費効率を慎重に検討したいと思います。

事業所やマンションやど、人が集まっているところでは利用しやすいかもしれません。

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