ちびまる子ちゃんの七夕豪雨
2018年台風7号は九州から日本海に進み、7月4日に温帯低気圧になったものの前線を刺激して大雨を降らせています。明日は七夕ですが、星空を眺めるのは難しいようで、全国各地に土砂災害、大雨洪水などの警報が出ています。また京都、大阪、兵庫で計約15万人に避難指示が出されました。(気象警報・注意報地図)
1974年(昭和49年)の7月7日、台風8号の刺激を受けて梅雨前線が活発化、静岡県中西部を中心に時間降水量が80ミリを超える猛烈な雨となりました。静岡市では8日9時までの24時間雨量が同市史上最多の508mmに達する「七夕豪雨」と呼ばれる大雨になり、がけ崩れや安倍川、巴川の決壊・氾濫が発生し、死者27名、全壊・流出家屋数32戸、床上浸水11,981戸、床下浸水14,143戸という大規模な災害となりました。
『ちびまる子ちゃん』 の作者さくらももこさんは清水市(現静岡市清水区)の出身で、豪雨を身をもって体験し、「まるちゃんの町は大洪水」という作品を残しているそうです。