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きょう 淀川・明治大洪水
- 田澤 六三
- 2018年6月16日
- 読了時間: 1分
明治18年(1885年)6月17日、降り続いた大雨で淀川堤防が次々と決壊。大阪府下・大阪市街の約 15,142ha、当時の大阪府全体の世帯数の約20%となる約 71,000戸が最大約4mも浸水し、家屋流失約 1,600戸、同損壊約 15,000戸という甚大な被害が発生しました。
浸水面積は上尾市 (45.5平方km) の3.3倍、東京都でいうと江東・江戸川・葛飾3区 に墨田・荒川・台東区まで加えた面積に相当するたいへんな大水害でした。
大阪市内では大阪城~天王寺間の一部高台地域を除くほとんどの低地部が水害を受け、被災人口は約27万人。30余りの橋が次々に流失し、市内の交通のほぼ全てが寸断されて市民生活は困難を極めたそうです。
(参考: Yahoo災害カレンダー)
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