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きょう、意外性の新潟地震
- 田澤 六三
- 2018年6月15日
- 読了時間: 1分
今日は1964年新潟地震の日です。10月に東京オリンピックが開催される1964年(昭和39年)の6月16日13時1分、新潟県粟島南方沖40kmを震源として発生しました。地震の規模はM7.5、津波も発生し、死者26名、傷者447人、家屋全壊1,960棟、家屋半壊6,640棟、家屋浸水15,298棟。
私は当時中学生で、たしか保健室のあたりにいて手洗い用の水がひっくりかえったことを覚えています。日本海側は地震がないと思っていた、当時の世間の常識をあざ笑うような大きな地震でした。
液状化現象と化学消防体制が脆弱だったため143基の石油タンクが延焼する日本史上最大級の石油コンビナート災害となり、その火災は12日間続きました。信濃川左岸では液状化現象により河畔の県営川岸町アパート8棟のうち3棟が大きく傾き1棟はほぼ横倒しとなり、液状化現象への本格的な研究が始まる契機となりました。また地震の1ヶ月前の5月に完成したばかりの昭和大橋の橋桁が落ちた写真は象徴的でした。
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