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2008年 岩手・宮城内陸地震で

2008年6月14日8時43分に岩手県内陸南部(仙台市の北約90km)で発生した、マグニチュード7.2 の大地震。逆断層型の内陸型地震で、岩手県奥州市と宮城県栗原市において最大震度6強を観測。死者・行方不明者 23人、重軽傷 426人、建物全半壊 176棟の被害がありました。

仙台市青葉区では崩れ落ちた書籍の下敷きになり、男性1名が死亡しましたが、栗原市の駒ノ湯温泉で土石流により宿泊客・従業員計7人が死亡するなど土砂災害による犠牲者が多かったのが特徴的で、建物被害は地震規模のわりには少なかったと言われています。

地震動の周期に木造住宅を壊す周期1秒前後の「キラーパルス」が少なく、またこの地域では屋根に軽いトタンを用いている家屋が多いため、屋根による家屋の押し潰しが少なかったようです。

(参考: Wikipedia、ブリタニカ国際大百科事典)

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