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◆内水氾濫とは

内水氾濫とは、大雨が下水道や排水路の排水能力を超えて市街地や農地などに溢れてしまう現象で、雨水出水ともよばれます。

家屋の流失や生命の危険は洪水 (外水氾濫) に較べればかなり低いのですが、被害額は意外に大きくなります。過去10年間の全国の水害被害額の合計は約1.8兆円で、そのうち約4割が内水氾濫です。

内水氾濫が発生しやすい地形の特徴はくぼんだ土地や埋立地、川の水面より低い場所などです。

●平野の中の低い箇所

(後背低地・旧河道・旧沼沢地等)

●市街地化の進んだ丘陵・台地内の谷底低地

●台地上の凹地や浅い谷

(道路・宅地盛土等が影響するため)など

上尾市では川の水面より低い場所はありませんが、内水氾濫の危険のあるところがあります。浸水深は深くても1ⅿ以下がほとんどですが、市のデジタルハザードマップで確認しておきましょう。

 

  -ABA 防災マニュアル 2026  p 34

(参考)

東京都江戸川区の洪水ハザードマップと内水マップをWebで検索してみました。

荒川の洪水では想定最大規模で5~10mに達する所がかなりありますが、内水マップでは3mを超えるところはありません。3mというと2階の床の高さですので、2階への垂直避難でしのぐことができます。

マンション・団地なら上階避難も考えられます。それほどでなければ土のうを積むなどで浸水を防ぐことができます。

そして内水氾濫の浸水継続時間は長くて半日程度でしょう。あわてて運動靴を履いて浸水した道路を渡って避難するのは、かえって危険性が高いので、検討が必要です。

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